コンタクトレンズにはハードレンズとソフトレンズがあります。ハードレンズには使い捨てタイプは無く、1度購入すると数年にわたって使うことができるのが特徴です。
ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズに比べると耐久性に優れています。ソフトコンタクトレンズでも使い捨てタイプではなく、数年にわたって使えるものもありますが、ハードレンズに比べると耐久性が弱く、1年から1年半で交換する必要があります。ハードレンズの場合は、適切な手入れを行っており、眼科医の定期検診を受けて問題が無ければ、3年から5年にわたって同じレンズを使用することができますので、コストパフォーマンスに優れています。
また、ハードレンズは、乱視の矯正にも優れているというメリットがあります。そのため、乱視の人はハードレンズを用いると、はっきりと見えやすくなります。
ハードレンズはソフトレンズに比べると、装着する時に異物感を感じることがありますが、慣れてしまえばそれほど違和感を感じることはありません。レンズの大きさがソフトレンズに比べて小さいのも特徴で、瞳の大きさよりも1回り小さいので、角膜に酸素をたくさん届けられるのもメリットです。
目に傷がついた時に痛みを感じますので、重症化しないうちに気づくことができるのもメリットです。手入れは専用の洗浄液や保存液を使いますが、水道水で洗えるので、目に入れて痛みを感じた時などにすぐに外して入れなおすことがしやすい点もメリットです。