コンタクトレンズをつけっぱなしにするのは危険!

コンタクトレンズは、目が悪くとも裸眼に近い感覚で日々を過ごせるとても便利なものです。眼鏡と違っておしゃれの幅も広がるし、アイメイクだってやりやすいですよね。最近は瞳を大きく見せるサークルレンズや、黒目の色を変えてまるでハーフの人のような色にしてくれるカラーコンタクトも流行しています。

さて、そんな便利なコンタクトレンズですが、正しい使い方をしないと当然リスクがあります。学校や仕事で1日頑張って、帰宅したときにはくたくた。うっかり、コンタクトレンズを外さないまま寝てしまった、なんて経験は珍しいものではありません。初めのうちは気を付けていても、コンタクトレンズに慣れるとついついやりがちなのが外し忘れ。実は、これは非常に危険なことなのです。

コンタクトレンズは角膜の上に乗っています。角膜は、目の黒目の部分で、人体で唯一透明な器官です。角膜は血管が通っていないため、血液から酸素を得ることができません。そのため、涙から酸素を取り入れています。まばたきをするたびに涙が目の表面に行きわたり、酸素を供給しながら角膜を保護します。しかし、ソフトコンタクトレンズは黒目より大きいため、角膜を覆ってしまいます。レンズが乾燥してくると、角膜との間に涙が無くなってしまい張り付いてしまいます。

もし、コンタクトレンズを装着したまま眠ってしまうと、眠っている間はまばたきがないため、コンタクトは目に張り付いてしまいます。角膜も涙から酸素を取り入れることができないため、酸素を取り入れようと白目に血管を伸ばし、その結果充血してしまいます。それにより、角膜内皮細胞が減少してしまうこともあります。角膜内皮細胞は一度減少すると元に戻すには角膜を移植するほかなく、減少すると角膜の透明度や視界などに影響が出ます。重度のものになると白内障の手術などにも影響するため、気を付けなくてはいけません。

それを防ぐためには、寝る前にコンタクトレンズを取るということを忘れないようにしましょう。コンタクトレンズって高いから、すぐ捨てるのはもったいないなんて思う方は、これを機に安価なコンタクトレンズに変更するのもひとつの方法です。たとえば、ウェイブというコンタクトレンズは、安い上に品質も高く、コスパの良いコンタクトレンズとして人気です。(ウェイブ詳細はこちら→https://wavecontact.jp/

目は一生ものです。無茶なコンタクトレンズの装用で、目の健康を損なわないように注意してくださいね。

*以下は追記記事です。
安価なコンタクトレンズを使うと、コンタクトにかかる費用が抑えられ、安いから捨てることをためらわないで済みます。経済的なメリットがあることは言うまでもありません。実はこれ以外にも、目の健康を守るためには見逃せないメリットがあることはご存じですか?

ところで、普段、コンタクトレンズの替えを持ち歩いている人はどれくらいいるでしょうか?ほとんどの方は眼鏡を含め、コンタクトの替えは持っていない、と答えるのではありませんか?コンタクトレンズは薄くて柔らかいため目の中で破れることがあります。破損したコンタクトをつけ続けることは、眼球を傷つける原因となります。

コンタクトレンズの替えがなければ、視界が悪くなることを懸念し、無理して破れたり傷ついたりしたコンタクトを使い続けてしまうかもしれません。しかし、安価なコンタクトを購入し、持ち歩くようにすればこのようなとっさの事態にも対応できます。

コンタクトの替えを持ち歩く際は、レンズが入っているブリスターパックが傷つかないように気を付けましょう。できれば専用のケースやポーチに入れるようにしましょう。どうしても余分なケースやポーチを持つ余裕がなければ、チャックのついたポリバックに入れるなどがおすすめです。