今やカラーコンタクトレンズは若者を中心にマストなアイテムとなっており、メイクの一環のように利用されていることがあります。しかしながら正しく活用しないと眼病トラブルの元になりますので注意しなければいけません。
まず気を付けたいのが汚れた手で使用しないことです。眼球に直接装用するわけですので雑菌が付着してしまうのは良くありません。それにもかかわらず雑な付け方をされてしまうこともあるようです。例えばメイク用品で手が汚れている時に触ってしまうと、結果的に眼球を汚してしまう原因になりますので、必ず手を洗ってから装用するクセを持つようにしなければいけません。
水道水を使って洗わないようにするのも基本です。ハードと違ってソフトは普通の水で洗うことができないレンズです。もし洗ってしまうと水を吸ってしまって使えない状態になってしまいます。さらにはアメーバまで吸収されてしまうリスクも秘めていますから、目にとって危険性があるのは言うまでもありません。
連続装用ができないレンズの場合は、用が済んだら外すようにすることも大事です。いくら装用感が良くても、目にとってレンズを装着し続けるのは負担になります。何日も付けてしまうと目が疲れやすくなるだけでなく、雑菌が繁殖して眼病トラブルの原因になることもあります。そして最悪の場合は失明に至ってしまうリスクもはらんでいるのです。実際に誤った使い方をしたせいで細菌感染を起こし、失明の一歩手前まで行ったケースも珍しくありません。
使い捨てタイプの場合は、その都度新しいレンズに交換することも大事です。勿体ないからと繰り返し使用されることもあるようですが、使い捨てタイプは耐久性が高くありません。あくまでも使い捨てを前提としたレンズですので、まだ使えそうだからと使用し続けるのは厳禁と理解しておく必要があります。