メガネをしている方は年々増えており、現代ではコンタクトレンズを含めると半数以上の方が何らかの視力矯正をしているということも言われています。
しかし、それくらい身近なものでも、なぜかあまり知られていないのが正しいメンテナンス方法です。特にこうしたものは日常生活でいつもつけるので汚れが溜まるのですが、正しい洗い方をご存知でないという方はかなり多いのです。では、正しい洗い方とはどういった方法になるのでしょうか。
まず、軽い汚れならば水で流すのが一番です。その後こすらないように水気を取った後、必ず専用のクリーナーを使うようにしましょう。よくあるのは普通のハンカチやタオル、ティッシュペーパーなどで拭いてしまうことですが、こうしたものを使うとレンズに傷がつくことがあるので必ず専用のクリーナーを使うようにしましょう。また、お湯を使うのもおすすめできません。レンズのコーティングなどにダメージを与える可能性があるからです。お風呂に入るときに掛けない方が良いと言われるのもこの理由からです。
さらに、酷い汚れがある際には洗剤を使わなければなりませんが、使ってよい洗剤の種類は決まっています。それは、中性洗剤です。酸性やアルカリ性の洗剤を使ってしまうとコーティングが剥がれてしまう可能性があるので、使ってはいけません。よく聞く例としては通常の石鹸やハンドソープなどを使ってしまうことですが、こうしたものは弱酸性だったりすることが多いのでおすすめできません。中性洗剤は食器用洗剤や洗濯用洗剤などに多くあります。ただし、こうした洗剤でも中性ではないものもありますから、使う際には事前に裏面などにある表記を確認するようにしましょう。できれば専用の洗剤を使うのがおすすめです。